カワサキW175は、177cc空冷単気筒エンジンを搭載したレトロスポーツバイクです。
インドネシアを中心に2018年に発売され、スタンダードのW175、シートが異なるスペシャルエディションモデルのW175 SE、カフェレーサーモデルのW175 カフェがラインナップされています。
インドネシア、タイに次いでインドで2023年モデルが発表となりました!
2023年 W175 カラー | 価格
W175 インド 2023 カラー
エボニー
引用元 Kawasaki India: https://kawasaki-india.com/
価格:147,000ルピー【261,660円(\1.78/1ルピー)】
キャンディーパーシモンレッド
価格:149,000ルピー【265,220円(\1.78/1ルピー)】
✔ インド発表の2023年モデルは、全2色展開。インドネシアモデルにはない、レッドが特徴的です。
シート後方にグラブバーが付属。シンプルなデザインで、カスタムしやすくなっています。
W175 SE | W175 カフェ インドネシア 2023 カラー
W175 SE
引用元 Kawasaki Indonesia: https://www.kawasaki-motor.co.id/id-id/
価格:34,300,000ルピア【325,850円(\0.0095/1ルピア)】
エボニー
メタリックリスプレンデントシルバー
メタリックマットコバートグリーン
W175 カフェ
価格:35,600,000ルピア【338,200円(\0.0095/1ルピア)】
グレー
ホワイト
✔ インドネシアの2023年モデルのW175 SEモデルは3色展開、W175 カフェは2色展開。
SEはクラシカルなカラーリング、カフェはレーシーなチェック柄がメーターバイザーとタンクに施されています。
インドネシアモデルは、シートはタックロールシートを採用しています。
インドモデルにはサリーガードがついていて、実用性も考えられたインドらしい装備です!
2023年 W175 スペック
インド発表の2023年モデルをインドネシアモデルと比較してみました。
車種名 | W175 | W175 SE W175 カフェ |
仕様 | インド | インドネシア |
全長×全幅×全高(mm) | 2,005×805×1,050 | 1,930×765×1,030 カフェ: 1,940×765×1,045 |
軸間距離(mm) | 1,320 | 1,275 |
最低地上高(mm) | 165 | 165 |
シ-ト高(mm) | 790 | 780 カフェ:785 |
車両重量(kg) | 135 | 126 |
エンジン種類 | 空冷4ストローク SOHC2バルブ単気筒 | 空冷4ストローク SOHC2バルブ単気筒 |
総排気量(cc) | 177 | 177 |
ボアxストローク(mm) | 65.5×52.4 | 65.5×52.4 |
最高出力 | 9.6 kW [13 PS]/7,500rpm | 9.6 kW [13 PS]/7,500rpm |
最大トルク | 13.2N・m[1.3kgf・m] /6,000rpm | 13.2N・m[1.3kgf・m] /6,000rpm |
燃料タンク容量(L) | 12 | 14 |
変速機形式 | 変速5段リターン | 変速5段リターン |
タイヤ 前 | 80/100-17M/C (46P) | 80/100-17M/C 46P |
タイヤ 後 | 100/90-17M/C (55P) | 100/90-17M/C 55P |
ブレーキ形式 前 | 270mmシングルディスク | 220mmシングルディスク |
ブレーキ形式 後 | ドラム式 | ドラム式 |
燃費 | ? | ? |
両車ともパワーと足まわりは同じですが、インドネシアモデルのほうがコンパクト。
9kgも軽いです!
2023年 W175 気になるポイント
*スタイリング
✔ Wのトラディショナルスタイルを継承し、シンプルなデザインです。
✔ 大型モデル並みの明るさをもつ60Wのヘッドランプを装備。
*メーター
✔ シンプルな作りのメーターは、アナログ表示のスピードメーターとオドメーター、トリップメーターはデジタル表示。
右側にはインジケーターランプが非対称に並ぶ、セミデジタルレトロスタイルです。
*エンジン
✔FI化(電子制御燃料噴射システム)を採用し、環境に対応した空冷SOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載。
✔ 177ccの排気量は、150ccよりもゆとりのあるトルクで扱いやすく、5速トランスミッションと振動を抑えるエンジンバランサーにより快適な乗り心地に貢献しています。
*マフラー
✔ レトロな印象のピーシューター風マフラー。
*足まわり
✔ サスペンションは、ø30mmのテレスコピックフロントフォーク、リアは5段階のプリロード調整が可能なデュアルショックユニットを採用。
剛性の高いフレームに前後のサスペンションが連動し、衝撃吸収性に優れた快適なライディングを楽しめます。
✔ 前後17インチのスポークホイール、トレッドパターンのタイヤを装備。
✔ ブレーキは、シングルチャネルのABSを備えたフロントディスク、リアはドラム式です。
まとめ
W175は、Wシリーズを継承したレトロ&スポーティーなスタイリングと、コンパクトながらも150ccよりもゆとりのパワーがあるのが魅力的です。
国内では販売予定はないですが、日本導入を期待したいモデルです!
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。