カワサキの「W800シリーズ」の2022年モデルがニューカラーとなって登場です!
2011年に初登場したカワサキ W800は、バーチカルツインエンジンに大径ホイール、ダブルクレードルフレームなどW650の車体構成をベースに進化した、クールで気品のある美しさを持ち合わせたバイクです。
排出ガス規制の関係上2016年にいったんは幕をおろしたものの、2019年モデルからW800 ストリート/カフェの2スタイルで復活。
2020年モデルには新しくなったW800も加わり、W800、W800 ストリート、W800 カフェの3タイプで、それぞれの”W”の美しさを継承したW800シリーズとなっています。
2022年新型のW800シリーズが新たなカラー・グラフィックで、 ユーロ5相当とされる平成32年度(令和2年度)排出ガス規制に適合したモデルとなって登場します!
2022年新型モデルの価格やスペック他の基本情報、中古情報やおすすめのカスタムをお伝えします。
この記事を書いている私はバイク歴20年ほど。乗り継いだバイクは9台になるそこそこのバイク乗りです。
※3分ほどで記事は読み終わります。
3分後には2022年新型 W800シリーズのことがかなりわかるはずです。
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ カラーとスタイリング
W800
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
キャンディファイアレッド×メタリックディアブロブラック 新色
W800 ストリート
エボニー×メタリックマットグラフェンスチールグレー 新色
W800 カフェ
メタリックディアブロブラック×メタリックフラットスパークブラック
新色
・2022年新型のW800シリーズのカラーはすべて新色となり、W800シリーズのそれぞれの個性とクラシカルな品の良さを感じさせる、クオリティの高いモデルとなっています。
W800シリーズのカラーとスタイリング
W800
・2022年モデルカラーは、ブルーからレッドカラーになりました。フューエルタンクの鮮やかなレッドをベースに、ホワイトラインとクロームメッキのタンクエンブレムが目を引きます。
・エンジンは大部分がシルバーに仕上げられ、フェンダーやフロントフォークなど各部にメッキパーツが採用されています。
Wシリーズオリジナルの650-W1のルックス・イメージを忠実に再現され、美しいクラシカルなフォルムはそのままに、W800らしい品格とルックスを実現しています。
・W800のシートは、アウトラインにパイピングを施したタックロールシートで、クラシカルなデザイン性と快適性を持ち合わせています。
W800 ストリート
・2021年モデルの明るめのグレーからブラックxグレーの落ち着きのあるカラーをベースに、タンク上部のホワイトとレッドのツートンラインとサイドカバーのレッドラインが特徴的。
クラシカルの中にもモダン&カジュアルさを感じさせます。
・ W800 ストリートのシートは、 前後に長いシンプルなタックロールシート。シート高が770mmで足つきも良く、タンデム時でもゆとりのあるシートデザインです。
W800 カフェ
・2021年のグリーン系からブラウン系カラーになり、エンジンにブラック&クローム塗装、リムにブラックアルマイト仕上げが施されています。
ビキニカウルやシートがクール&レトロのカフェレーサーらしいルックスを実現。
・W800 カフェのシートは、シート前方にかけてスリムな形状で中央部が高くなっています。ポジショニングに自由度があります。
*2021年モデルとの比較
W800
W800 ストリート
W800 カフェ
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ 発売日
発売日:2021年12月17日
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ 価格
*W800
価格:1,177,000円(税込)
*W800 ストリート
価格:1,089, 000円(税込)
*W800 カフェ
価格:1,210,000円(税込)
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ スペック
車種名 / 型式 | W800 /8BL-EJ800E | W800 STREET /8BL-EJ800E | W800 CAFE /8BL-EJ800E |
発売年月 | 2021.12. | 2021.12. | 2021.12. |
仕様 | 国内 | 国内 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 2,190×790 ×1,075 | 2,135×925 ×1,120 | 2,135×825 ×1,135 |
軸間距離(mm) | 1,465 | 1,465 | 1,465 |
最低地上高(mm) | 125 | 130 | 130 |
シ-ト高(mm) | 790 | 770 | 790 |
車両重量(kg) | 226 | 221 | 223 |
乗車定員(名) | 2 | 2 | 2 |
エンジン型式 | 空冷4ストローク SOHC 4バルブ2気筒 | 空冷4ストローク SOHC 4バルブ2気筒 | 空冷4ストローク SOHC 4バルブ2気筒 |
総排気量(cm³) | 773 | 773 | 773 |
最高出力 | 38kW(52PS)/6,500rpm | 38kW(52PS)/6,500rpm | 38kW(52PS)/6,500rpm |
最大トルク | 62N・m[6.3kgf・m] /4,800rpm | 62N・m[6.3kgf・m] /4,800rpm | 62N・m[6.3kgf・m] /4,800rpm |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
燃料タンク容量(L) | 15 | 15 | 15 |
変速機形式 | 常噛5段リターン | 常噛5段リターン | 常噛5段リターン |
タイヤ 前 | 100/90-19M/C 57H | 100/90-18M/C 56H | 100/90-18M/C 56H |
タイヤ 後 | 130/80-18M/C 66H | 130/80-18M/C 66H | 130/80-18M/C 66H |
ブレーキ形式 前 | シングルディスク | シングルディスク | シングルディスク |
ブレーキ形式 後 | シングルディスク | シングルディスク | シングルディスク |
フレーム形式 | ダブルクレードル | ダブルクレードル | ダブルクレードル |
燃費 (WMTCモード値) | 20.9㎞/L | 20.9㎞/L | 20.9㎞/L |
燃費 (60km/h定地燃費値) | 30.0km/L (2名乗車時) | 30.0km/L (2名乗車時) | 30.0km/L (2名乗車時) |
2021年モデルと基本スペックに変更はありませんが、排出ガス規制にともない型式指定・認定番号が変わり、 WMTCモードの燃費は21.1km/L→20.9km/L へとわずかに燃費が変更されています。
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ 気になる部分
ライト類
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・クロームメッキ仕上げのヘッドライトリングにおさまる、Φ170mmの大径の一眼LEDヘッドライト、クラシカルなスタイルの大径丸形ウインカーを前後に装備。 テールランプには、21/5Wの電球タイプが採用されています。
明るく視認性も十分に確保され、ヘッドライトは凸レンズ仕様で内部は6室にわかれており、4室がロービーム、2室がハイビームになっています。
ハイビーム部にあるのポジションランプは、レトロスタイルの電球式ヘッドライトのようにランプ全体が点灯します。
ハンドルまわりとメーター
*ハンドルまわり
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・ライダーの手の大きさや好みに合わせて、位置調節が可能なダイヤル式のアジャスタブルブレーキレバー(4段階)とアジャスタブルクラッチレバー(5段階)が装備されています。
・左ハンドルにはアシスト&スリッパークラッチが装備されているので、クラッチ操作が楽にできツーリングでも疲労軽減に貢献します。
また、急なシフトダウンなど過度なエンジンブレーキがかかった際に、バックトルクを逃がしてリヤタイヤのホッピングやスリップを抑制します。
W800シリーズのライディングポジション
W800
・ハンドル位置は、W800 ストリートよりは低めでカフェとの中間ぐらいに位置します。前方に手を伸ばせば自然にハンドルを握れる、リラックスした姿勢を保てるライポジです。
・19インチのフロントホイールとともにクラシカルで快適なハンドリング、ワインディングでも安定感のあるコーナリングが可能です。
W800 ストリート
・ハンドルバーの位置は高く幅も広め、W1を思わせるクラシカルでアップライトなライポジです。
・高めのハンドルなので重心位置が後方になり、リヤタイヤのグリップ性を感じられる走りになります。
W800 カフェ
・クラブマンスタイルのM字形状ハンドルバーは、ハンドル位置が低めでやや前傾姿勢のレーシーなライポジです。
・ハンドルが低めでやや前傾姿勢のため、フロントタイヤの接地感、グリップ性を感じる走りになります。
W800とW800 カフェには、グリップヒーターが標準装備です!
*メーター
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・W800シリーズのメーターは、独立したアナログ二眼のスピードメーターとタコメーターが特徴的。
それぞれに液晶パネルとインジケータランプなどが装備されていて、多機能液晶パネルはオドメーター、トリップメーター、時計を表示します。
・インジケータランプとして、FI警告灯、デュアルターンシグナルインジケータ、燃料残量警告灯、ハイビームインジケータ、ニュートラルインジケータ、油圧警告灯、ETCインジケータを装備。クラシカル&シンプルなデザインとともに、必要な情報を表示します。
・3車とも文字盤の色や字体が異なり、それぞれのスタイルに合ったデザインでこだわりを感じます。
エンジン
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・W800シリーズは、773㎤ 空冷4ストロークSOHC 4バルブ2気筒 バーチカルツインエンジンを搭載。
エンジン構成はオリジナルのWから引き継がれているバーチカルと360°クランク、軽量でシンプルな構造。
トラディショナルな2本出しマフラーとともに洗練されたクラシカルなスタイルは、W800シリーズの美の象徴といえます。
・べべルギア駆動式カムシャフトとSOHC4バルブヘッドの採用で、全回転域でのレスポンスの良いパワーをもたらします。
最大トルクは4,800rpmで発生し、特に低~中回転域でのトルク性に優れ、パワフルで爽快な走りを実現します。
・バランサーシャフトの採用により振動が軽減され、ロングストローク360°クランクが独特な鼓動感をもたらし、クラシックバイクならではのパルス感と力強く乾いたサウンドを楽しめます。
フレームとサスペンション
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・高剛性のダブルクレードルフレームは、パイプの外径を変えずパイプの厚みで最適化されています。
溶接とガセットを最小限に抑えた丸形パイプが滑らかで美しく、技術力と品質の高さを感じさせます。
・保護性のあるゴム製フォークブーツを装着した、高剛性で硬めのスプリングのφ41mmのテレスコピックフロントフォーク。
硬めにセッティングされたリヤショックが採用され、高い路面追従性を発揮します。
足まわり
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
W800シリーズのホイール
W800
フロントに19インチの大径ホイールと18インチのリヤホイールを組み合わせています。
そのため、他のストリート/カフェとは違うゆったりとしたハンドリングで、快適で直進での安定感のある走りに貢献しています。
W800 ストリート / W800 カフェ
前後18インチホイールを採用し、スポーティで軽快なハンドリング特性を実現。リム幅が太いため、高速走行時での安定性がアップしています。
軽量なスポークホイールのアルミリムの色は、W800とW800 ストリートはシルバーアルマイト、W800 カフェはブラックアルマイト仕上げになっています。
・ブレーキはφ320mmのフロントディスク、φ270mmのリアディスクを採用し、ABSを標準装備。優れたレスポンスと確かな制動性を発揮します。
・そのほかの装備として、W800にはメンテナンス時や洗車に便利なセンタースタンド、シリーズ全てにシート下にETC2.0車載器キット、ヘルメットロックを標準装備しています。
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ 燃費
燃費はWMTCモード値で20.9㎞/Lになり、タンク容量は15Lになります。
航続距離をWMTCモード値で単純計算すると、W800 / W800 ストリート / W800 カフェの航続距離は313.5㎞になります。
普段使いやツーリングまで十分な燃費といえそうです。
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ 最高速度
旧モデルの海外動画ですが、最高速度はメータ読みで160㎞/hオバーです。動画開始からわずか38秒付近で到達しています。参考程度にご覧ください。
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ 中古情報
W800 中古情報
中古は2019~2021年モデルの走行距離10000㎞以内で総支払額129~140万ぐらいです。
現時点の最安値は2020年モデル、走行距離2668㎞で129万円(2021.10月 グーバイクさんでの検索情報です)
2022年モデルの新車だと 1,177,000円(税込)+αです。(定価購入の場合)
W800ストリート 中古情報
中古は2020年モデルの走行距離544㎞で総支払額128.3万です。( 2021.10月の現時点で一台の中古になります)
2022年モデルの新車だと 1,089, 000円(税込)+αです。(定価購入の場合)
W800 カフェ 中古情報
中古は2019年モデルの走行距離10000㎞以内で総支払額105~123万ぐらいです。
現時点の最安値は2019年モデル、走行距離5500㎞で105万円(2021.10月 グーバイクさんでの検索情報です)
2022年モデルの新車だと 1,210,000円(税込)+αです。(定価購入の場合)
👇グーバイクさんの検索リンクになります。
https://www.goobike.com/index.html?_ga=2.228935964.1020477933.1594561294-1700473822.1594561294
※グーバイクさんのリンクは許可を得て貼っております(アフィリエイトリンクではありません)
2022 W800 / W800 ストリート / W800 カフェ おすすめのカスタム
W800 / W800 ストリート / W800 カフェ おすすめのカスタムパーツ&アクセサリー
おすすめのカスタムパーツとアクセサリーになります。汎用の商品もありますので、購入される場合は再度確認してくださいね。
W800 / W800 ストリート / W800 カフェ カスタムマフラー
おすすめカスタムマフラーは以上になります。購入される場合は再度確認してくださいね。
まとめ
2022年モデルのW800シリーズは、カラー・グラフィックの変更により2021年モデルとはまたイメージの違うモデルになりました。
メグロ K3に続き、W800シリーズも注目が集まりそうですね!
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。