2021年に華麗なる復活を果たした メグロブランド、”MEGURO K3″ の2022年モデルが発表!
日本最長の歴史あるブランド”メグロ”は、時代をさかのぼること約一世紀、 1924年に創業の名門オートバイメイカー「目黒製作所」が「メグロZ97」を1937年に発表したことがはじまりです。
当時日本のライダーたちにとって、憧れの”メグロ”ブランドとなりました。
戦後、カワサキに吸収されることでメグロは去ることになりましたが、大排気量・高性能・高品質をコンセプトにしたメグロブランドのDNAは、カワサキ伝統のWシリーズへと引き継がれていきました。
そして2020年、1965年に発売された「カワサキ500メグロK2」の後継モデルとして、 エンジンと車体スペックはW800をベースに、銀鏡塗装や職人手塗りのエンブレムなど特別な装備を施した、カワサキ メグロ K3が発表されました。
メグロ K3は見事な復活劇を遂げ、年間計画台数200台は即完売となりましたが、2022年モデルが早くも発売になります!
2022年新型モデルのメグロ K3は、773cm³空冷バーチカルツインエンジンをユーロ5相当とされる平成32年度(令和2年度)排出ガス規制に適合したモデルとなっています。
メグロ K3の2022年新型モデルの価格やスペック他の基本情報、中古情報やおすすめのカスタムをお伝えします。
この記事を書いている私はバイク歴20年ほど。乗り継いだバイクは9台になるそこそこのバイク乗りです。
※3分ほどで記事は読み終わります。
3分後には2022年新型 メグロ K3のことがかなりわかるはずです。
2022 メグロ K3 カラーとスタイリング
ミラーコートブラック×エボニー 継続色
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
*カラー
・2022年モデルのカラーは、従来モデルを引き継いだ”ミラーコートブラックxエボニー“のワンカラー。
エボニーカラーをベースに、フロントフェンダーやリヤサスペンションカバーなど、各部に艶ありブラック塗装が施されています。
メグロらしいクラシカルなフォルムに、表面処理など随所に先進技術が採用され、メグロオリジナルの高級感のある色調を生みだしています。
*スタイリング
ライダーが乗る目線の先に、MEGURO K3のこだわりのデザインと魅力にいつでも触れられるよう配慮された設計になっています。
“メグロ”の赤字ロゴ
サイドカバー、スピードメーターの液晶パネル下に入った“メグロ”の赤字ロゴ。レトロ感のある字体がメグロスタイルを引き立てています。
エンブレム
メグロK3のエンブレムは、アルミ型押しの立体成型。職人が一つ一つ手作業で5色に塗り分ける塗装方法を採用しています。
熟練の匠の技が、目黒製作所時代の繊細な質感とレトロ感を大切にして仕上げたエンブレムです。
ツートンカラーのフューエルタンクは、空が映し出される美しい銀鏡塗装が施されています。
また、表面にキズがつきにくく、自己修復作用を持つハイリーデュラブルペイントの先進塗装技術を採用し、タンクキャップはクロムメッキ処理がされています。
シート
滑らかで厚みのあるシートは白色のパイピングが施され、後部に”Kawasaki”のシルバーロゴがプリントされており、快適な乗り心地とともにクラシカルなスタイリングを両立しています。
2022 メグロ K3 発売日
発売日:2021年10月29日
2022 メグロ K3 価格
価格:1,320,000円(税込)
2021年モデルより44,000円アップです。
2022 メグロ K3 スペック
車種名 / 型式 | MEGURO K3 8BL-EJ800E 2022年モデル | MEGURO K3 2BL-EJ800B 2021年モデル |
発売年月 | 2021.10. | 2021.2. |
仕様 | 国内 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 2,190×925×1,130 | 2,190×925×1,130 |
軸間距離(mm) | 1,465 | 1,465 |
最低地上高(mm) | 125 | 125 |
シ-ト高(mm) | 790 | 790 |
車両重量(kg) | 227 | 227 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
エンジン型式 | 空冷4ストローク SOHC 4バルブ2気筒 | 空冷4ストローク SOHC 4バルブ2気筒 |
総排気量(cm³) | 773 | 773 |
最高出力 | 38kW(52PS)/6,500rpm | 38kW(52PS)/6,500rpm |
最大トルク | 62N・m[6.3kgf・m] /4,800rpm | 62N・m[6.3kgf・m] /4,800rpm |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
燃料タンク容量(L) | 15 | 15 |
変速機形式 | 常噛5段リターン | 常噛5段リターン |
タイヤ 前 | 100/90-19M/C 57H | 100/90-19M/C 57H |
タイヤ 後 | 130/80-18M/C 66H | 130/80-18M/C 66H |
ブレーキ形式 前 | シングルディスク | シングルディスク |
ブレーキ形式 後 | シングルディスク | シングルディスク |
フレーム形式 | ダブルクレードル | ダブルクレードル |
燃費 WMTCモード値 | 20.9km/L | 21.1㎞/L |
燃費 (60km/h定地燃費値) | 30.0km/L (2名乗車時) | 30.0km/L (2名乗車時) |
2021年モデルと比較してみました。基本スペックに変更はありませんが、排出ガス規制にともない型式指定・認定番号が変わり、 WMTCモード燃費は21.1km/L→20.9km/L へとわずかに燃費が変更されています。
2022 メグロ K3 気になる部分
ライト類
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・φ170mmの大径ヘッドライトはLEDを採用。ポジションランプはハイビーム部に位置し、クラシカルにランプ全体を照らし出します。テールランプには、21/5Wの電球タイプが採用されています。
ハンドルまわりとメーター
*ハンドルまわり
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・W800 ストリートと同様、925mmの幅広なハンドルバーはアップライトスタイルで、ハンドルエンドが手前に引かれ、重心位置が後方になるライディングポジションとなります。
このため体格の異なる幅広い層のライダーに、より自然でゆとりのある乗り心地を提供してくれます。
・ライダーの手の大きさや好みに合わせて、位置調節が可能なダイヤル式のアジャスタブルブレーキレバー(4段階)とアジャスタブルクラッチレバー(5段階)が装備されています。
・左ハンドルにはアシスト&スリッパークラッチが装備されているので、クラッチ操作が楽にできツーリングでも疲労軽減に貢献します。
また、急なシフトダウンなど過度なエンジンブレーキがかかった際に、バックトルクを逃がしてリヤタイヤのホッピングやスリップを抑制します。
・グリップヒーターが標準装備されています。
*メーター
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・アナログ2眼のスピードメーターとタコメーターが特徴のクラシカルなメーター。
液晶パネルは、オドメーター、トリップメーター、時計を表示。インジケーターは、ETCインジケーター、燃料残量警告灯、ニュートラルインジケータなどを表示します。
エンジン
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・べべルギア駆動式カムシャフトとSOHC4バルブヘッドの採用し、773㎤ 空冷4ストロークSOHC 4バルブ2気筒 バーチカルツインエンジンを搭載。
2022年モデルは、ユーロ5相当とされる平成32年度(令和2年度)排出ガス規制に適合しています。
全回転域でのレスポンスの良いパワーをもたらし、ゆったりとした乗り心地に加え、低~中回転域でのトルクフルなパワー特性が持ち味です。
・トラディショナルな2本出しマフラーは、バーチカルツインと360°クランクにより力強いエンジンサウンドを生みだします。
フレームとサスペンション
*フレーム
メグロのコンパクトな車格設計には、剛性バランスが最適化されたバックボーンのダブルクレードルフレームが採用されています。
*サスペンション
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・フロントには、高剛性のφ41mmのテレスコピックフロントフォークを採用し、路面接地感・路面追従性を発揮します。
リアにはスプリングプリロード調整機構のツインリアショックを装備し、なめらかで快適な乗り心地を実現しています。
足まわり
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
・ホイールは、フロントに19インチの大径ホイールと18インチのリヤホイールを組み合わせています。
ゆったりとしたハンドリングで、快適で直進での安定感のある走りに貢献しています。
・ブレーキはφ320mmのフロントディスク、φ270mmのリアディスクを採用し、ABSの標準装備とともに優れた制動性を発揮します。
その他、ETC2.0車載器、ヘルメットロック、メンテナンス時や洗車に便利なセンタースタンドが標準装備。
2022 メグロ K3 燃費
燃費はWMTCモード値で20.9㎞/Lになり、タンク容量は15Lになります。
航続距離をWMTCモード値で単純計算すると、 メグロK3の航続距離は313.5㎞になります。
普段使いやツーリングまで十分な燃費といえそうです。
2022 メグロ K3 最高速度
旧モデルの海外動画ですが、最高速度はメータ読みで160㎞/hオーバーです。
動画開始から34秒付近で160㎞/h到達していますがまだ余裕がありそうです。参考程度にご覧ください。
2022 メグロ K3 中古情報
中古は2020~2021年モデルの走行距離5000㎞以内で総支払額206.7万(プレミアム価格)です。2021.10月のグーバイクさんで検索情報では一台のみの中古車です。
2022年モデルの新車だと1,320,000円(税込)+αです。(定価購入の場合)
👇グーバイクさんの検索リンクになります。
https://www.goobike.com/index.html?_ga=2.228935964.1020477933.1594561294-1700473822.1594561294
※グーバイクさんのリンクは許可を得て貼っております。
2022 メグロ K3 おすすめのカスタム&バイクアクセサリー
おすすめのカスタムパーツ&バイクアクセサリー(バイクカバー含む)は以上になります。汎用の商品もありますので、購入される場合は再度確認してくださいね。
まとめ
排出ガス規制に対応した新しいメグロ K3は、2021年モデルに続き注目度はかなり高いと思いますので、早めのアクセスをおすすめいたします。
W800シリーズも続いて発表されますので、こちらも気になるところです!
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。