カワサキのZ900RSは1900年代の900スーパー4(Z1)がよみがえったようなそのスタイリング で、2018年の誕生以来、国内外で注目をあつめてきたモデルです。
レトロネイキッドの美しいスタイリングだけではなく、最新の装備をまとった進化系のレトロモダンであることも魅力的です。
そして更に、Z900RSのワンランク上のモデルとして、Z900RS SEが2022年に発売されました。
Z900RS SEの2023年モデルは、Z900RSと同様に令和2年排出ガス規制への対応とカワサキケアモデルの設定のマイナーチェンジを受けています。
Z900RS SEはRSとどこが違うのか、その魅力と特長、中古情報やおすすめのカスタムをお伝えします。
この記事を書いている私はバイク歴20年ほど。
乗り継いだバイクは9台になる、そこそこのバイク乗りです。
※3分ほどで記事は読み終わります。
3分後にはZ900RS SEのことがかなりわかるはずです。
Z900RS SE カラー
メタリックディアブロブラック
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
✔ Z900RS SEの2023年モデルカラーは、22年モデルの継続色、メタリックディアブロブラックのワンカラー。
Z1を彷彿とさせる”イエローボール”をベースにした、SEのオリジナルカラーです。
Z900RS SE 発売日
発売日:2022年9月10日
Z900RS SE 価格
価格:1,500,000円(税込)
Z900RS SE スペック
2023年モデルのZ900RSと比べてみました。
車種名 / 型式 | Z900RS SE /8BL-ZR900K | Z900RS /8BL-ZR900K |
発売年月 | 2022.9. | 2022.9. |
仕様 | 国内 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 2,100×865×1,150 | 2,100×865×1,150 |
軸間距離(mm) | 1,470 | 1,470 |
最低地上高(mm) | 140 | 130 |
シ-ト高(mm) | 810 | 800 |
車両重量(kg) | 215 | 215 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
エンジン型式 | 水冷4ストローク DOHC4バルブ4気筒 | 水冷4ストローク DOHC4バルブ4気筒 |
総排気量(cm³) | 948 | 948 |
最高出力 | 82kW[111PS]/8,500rpm | 82kW[111PS]/8,500rpm |
最大トルク | 98N・m[10.0kgf・m] /6,500rpm | 98N・m[10.0kgf・m] /6,500rpm |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
燃料タンク容量(L) | 17 | 17 |
変速機形式 | 常噛6段リターン | 常噛6段リターン |
タイヤ 前 | 120/70ZR17M/C (58W) | 120/70ZR17M/C (58W) |
タイヤ 後 | 180/55ZR17M/C (73W) | 180/55ZR17M/C (73W) |
ブレーキ形式 前 | デュアルディスク (300mm) | デュアルディスク (300mm) |
ブレーキ形式 後 | シングルディスク (250mm) | シングルディスク (250mm) |
フレーム形式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
燃費 (WMTCモード値) | 18.8㎞/L | 18.8㎞/L |
燃費 (60km/h定地燃費値) | 28.5km/L (2名乗車時) | 28.5km/L (2名乗車時) |
スペックはZ900RSとほぼ同じですが、最低地上高とシート高がそれぞれ10mm、SEのほうが高いですね。
Z900RS SE 特長ポイント
Z900RSとの違いは?
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
1. Z1のオレンジ&ブラウンの”ファイアボール”を彷彿とさせる、SEのグラフィックはブラック&イエローの「イエローボール」がベース。
2. フロントブレーキには、Brembo社製のパッケージ(ディスク、キャリパー、パッド)を装備。⇒より正確で強力な制動性を備え、安心感と使いやすさを提供しています。
3. オーリンズ製のリアサスペンションの採用。⇒路面接地感の良さと快適な乗り心地、優れたコントロール性を発揮します。
Z900RS SEは、足まわりが更に強化されていますね!
2023年モデル Z900RS SE
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
変更ポイント
1. 令和2年排出ガス規制に対応した、水冷4ストローク並列4気筒新エンジンを搭載。
2. カワサキケアモデルの対象に設定。
Z900RS SE その他気になるポイント
✔ クラッチ操作が楽になる”アシストスリッパークラッチの採用。
✔ “ラジアルポンプ”のフロントブレーキマスターシリンダーは、キャリパーが提供する優れたコントロール性、標準装備のABSとともに安心感のもてる制動性に貢献しています。
✔ 948cc直列4気筒エンジンは、パワーと扱いやすさの優れたバランスを提供。
⇒チューニングは中低速域が重視され、力強くスムーズなレスポンスで非常に扱いやすくなっています。
✔ バフ仕上げのステンレス鋼製エキゾーストシステム。
⇒カワサキ初となる排気系のサウンドチューニングで、低く厚みのあるエキゾーストサウンドを楽しめます。
✔ トラクションコントロールシステム(KTRC)を搭載。
*カワサキのKTRCとは?
2種類のモード(モード1: 加速を最優先したスポーティーなライディングをサポート。モード2: 滑りやすい路面状況に対応し、スムーズな走行をサポート。)から選択可能。システムをオフにすることもできます。
Z900RS SE 中古情報
中古は2022年モデルの走行距離10000㎞以内で総支払額330~340万ぐらいです。
現時点の最安値は2022年モデル、走行距離724㎞で332.91万円になります(2022.9月 グーバイクさんでの検索情報です)
(※最安値バイクは時期によって変動しまのでご了承ください。)
👇グーバイクさんの検索リンクになります。
https://www.goobike.com/index.html?_ga=2.228935964.1020477933.1594561294-1700473822.1594561294
※リンクはグーバイクさんの許可を得て貼っております。グーバイクさんの中古トップページに飛ぶようになっており、そこで見たいバイクを検索するかたちになります(アフィリエイトリンクではありません)
Z900RS SE おすすめのカスタム
Z900RS SE カスタムパーツ
おすすめのカスタムパーツは以上になります。購入される場合は再度確認してくださいね。
Z900RS SE カスタムマフラー
おすすめカスタムマフラーは以上になります。購入される場合は再度確認してくださいね。
まとめ
Z900RS SEは、美しいイエローボールカラーをまとい、強化された足まわりや最新の装備とのバランスが絶妙です。
スタイリングだけではなく、乗りやすさと快適なライディングを楽しめるため、国内外で今後も注目されるモデルだと思います。
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。