2022年モデルのGSX-S1000が欧州より発売となります!新しいGSX-S1000の最新情報をお伝えします
2021年8月7日更新!2022年モデルのGSX-S1000が8月4日より国内販売開始!以下内容は追記・更新されています。
スズキ GSX-S1000は、SSの”GSX-R1000″をベースにしたストリート系スーパーネイキッドバイクで、国内では2016年モデルが初登場となっています。
一眼の鋭い目つきの野獣のようなスタイリングとパワフルな加速性が特徴のストリートファイターモデルです。
2022年モデルが欧州より発表となりましたが、個性あるヘッドライトをはじめスタイリングが大きく変わり、新しいエンジンと電子制御システムを搭載した”新・GSX-S1000″の登場です。
国内発表はまだありませんが、欧州より発表となった2022年モデル GSX-S1000のカラーやスペックなどの基本情報や特徴、国内現行モデルの中古情報やおすすめのカスタム情報をお伝えします。(国内モデル発表の際は、随時内容を更新いたします。)
この記事を書いている私はバイク歴20年ほど。普通2輪免許しかありませんが乗り継いだバイクは9台になります。そこそこのバイク乗りです。
※3分ほどで記事は読み終わります。
3分後にはGSX-S1000のことがかなりわかるはずです。
2022 GSX-S1000 カラーとスタイリング
国内モデル
トリトンブルーメタリック(YSF)
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
グラスマットメカニカルグレー(QT7)
グラススパークルブラック(YVB)
欧州モデル
トリトンブルーメタリック(YSF)
引用元:Global Suzuki URL:https://www.globalsuzuki.com/motorcycle/index.html
グラスマットメカニカルグレー(QT7)
グラススパークルブラック(YVB)
国内モデルと欧州モデルの違いは、フロントフォーク横のリフレクターの有無です。国内モデルにはリフレクターはついていません。
*カラー
・スズキ代表カラーのトリトンブルーをはじめ全3色展開です。トリトンブルーはサイドカウル、タンク、ホイールをブルーとし、初採用のシルバーのウィングレットとマフラー、ゴールドのフロントフォークがタフでアグレッシブなスタイリングを強調しています。
・グレーとブラックは、よりシャープでメカニカルなスタイリングをアピールし、サイドパネルのカモフラージュデザインがアクセントになっています。
*スタイリング
2022年新型モデル(左)と2020年モデル(右)
・これまでにない斬新なデザインのヘッドライトは、個性あるGSX-S1000の象徴ともいえます。カミソリのようなシャープでコンパクトなカウルにおさまる2灯縦型のヘッドライト層が特徴的です。
・上方に刀のように切れ上がったウィングレットとマフラーエンドが、切れのある走りと最高のパフォーマンスを予感させます。
2022 GSX-S1000 発売日
発売日:2021年8月4日
2022 GSX-S1000 価格
価格:1,430,000円(税込)
(2020年モデル 価格:1,152,800円(税込))
[欧州モデル 価格:£10,999 (約166万円(1£=\151で換算)]
新エンジン・電子制御システムなど新たな装備を搭載したモデルということもあり、2020年モデルより27万7,200円のアップです!
2022 GSX-S1000 スペック
2020年モデルと比較してみました。
車種名 (型式) | GSX-S1000 (8BL-EK1AA) | GSX-S1000 (2BL-GT79B) |
発売年月 | 2021.8. | 2020.2. |
仕様 | 海外 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 2,115x810x1,080 | 2,115x795x1,080 |
軸間距離(mm) | 1,460 | 1,460 |
最低地上高(mm) | 140 | 140 |
シ-ト高(mm) | 810 | 810 |
車両重量(kg) | 214 | 209 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
エンジン種類 | 水冷4サイクルDOHC 4バルブ4気筒 | 水冷4サイクルDOHC 4バルブ4気筒 |
総排気量(cm³) | 998 | 998 |
最高出力 | 110kW[150PS]/11,000rpm | 109kW[148PS]/10,000rpm |
最大トルク | 105N・m[10.7kgf・m]/9,250rpm | 107N・m[10.9kgf・m]/9,500rpm |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 |
点火方式 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
燃料タンク容量(L) | 19 | 17 |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | 常時噛合式6段リターン |
タイヤ 前 | 120/70ZR17M/C (58W) チューブレス | 120/70ZR17M/C(58W) |
タイヤ 後 | 190/50ZR17M/C (73W) チューブレス | 190/50ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式 前 | Φ310mmダブルディスク +4ポットキャリパー | 油圧式ダブルディスク(ABS) |
ブレーキ形式 後 | Φ250mmディスク +1ポットキャリパー | 油圧式シングルディスク(ABS) |
フレーム形式 | ダイヤモンド | ダイヤモンド |
燃費 WMTCモード値 | 16.6km/L | 18.7km/L |
燃費 60km/h定地燃費値 | 21.2km/L (2名乗車時) | 25.3km/L (2名乗車時) |
2022 GSX-S1000 気になる部分
ヘッドライトとテールランプ
・コンパクトなカウルにおさまる六角形のLEDヘッドライトは縦型上下の2灯とし、その上のポジションランプと3段層になっています。鋭い光が闇を貫き照らし、斬新でダイナミックな風格をもたらしています。
・新しくなったステアリングマウントから横に細く伸びるLEDターンシグナルランプ(ウィンカー)、シンプルながらも存在感のあるLEDテールランプは被視認性も十分確保されています。
メーターとハンドルまわり
・フル液晶のLCDメーターは、GSX-S1000の専用グラフィックと青色のバックライトを備えたカスタムディスプレイを備えています。
・LCDパネルではスピードメーター、タコメーター、走行距離計、デュアルトリップメーター、ギア、水温、走行距離、平均燃料消費量、瞬時燃料消費量、トラクションコントロールモード、SDMSモード、シフト(ON / OFF)、燃料計、時計、バッテリー電圧、RPMインジケーターなど豊富な情報をわかりやすく表示します。
・LEDインジケーターには、ターンシグナル、ハイビーム、ニュートラル、誤動作、マスター警告、ABS、トラクションコントロールシステム、低電圧警告、冷却水温度、油圧警告が表示されます。
・新しいテーパードハンドルバーは23mm拡張され、角度もライダー側少し手前に改良されています。アップライトなライディングポジションで、快適で軽快なハンドル操作をもたらし、制御性の向上と疲労の軽減に貢献しています。
・スズキイージースタートシステム(下画像〇部分)の搭載
スターターボタンを1回押すだけで、クラッチレバーを引くことなくエンジンが始動し、トランスミッションがニュートラルのときに作動します。
*スズキクラッチアシストシステム(SCAS)の搭載
スリッパークラッチは、シフトダウン時のエンジンブレーキの影響を軽減するため、よりスムーズな減速をするのに役立ちます。 クラッチレバー操作への軽いタッチを実現し、アシスト機能によって渋滞や長時間の走行での左手の疲労を軽減します。
パワーユニット & シャシー, サスペンション
*エンジン
・999cm³ 水冷4ストロークDOHC直列4気筒エンジンを搭載。MotoGPレースで活躍するスーパーバイクのDNAを引き継ぎ、高度なテクノロジーが活用された新しいエンジンはこれまで以上にパワーアップされています。
・最高出力は現行モデルの148PS/10,000rpmから150PS/11,000rpmへと出力向上、トルク発生回転数は250rpm低い9250rpmとなり、低~中速域での出力アップとともに高回転域へパワフルな加速性とトルク性を発揮し、全回転域でのパワーアップに成功しています。
・新しくなった吸排気カムシャフトのプロファイルによりバルブオーバーラップを減少させ、全速度域にわたる性能と制御性のバランスを改善すると同時に、排出ガス性能が向上しています。また、エアクリーナーボックスの内部構造の変更により、出力特性のアップに貢献しています。
・再設計された4-2-1エキゾーストシステムは、エキサイティングなサウンドを維持しながら平成32年(令和2年)国内排出ガス規制を満たし、全体的なパフォーマンスを最大化するように設定されています。
*シャシー
・アルミ製ツインスパーフレームは軽量コンパクトで、リアフレーム、スイングアームとともに重量と剛性バランスが最適化されています。軽快なハンドリングとコントロール性、優れた路面衝撃吸収性を実現します。
*サスペンション
・Φ43mmKYB倒立フロントフォークは、スムーズでスポーティな乗り心地を提供します。 120mmのストロークと調整可能なダンピング、リバウンド、コンプレッション、スプリングプリロードの設定が特徴です。
・調整可能なリバウンドダンピングとスプリングプリロード設定を備えたリンクタイプのリアサスペンションは、さまざまな路面に効率的に反応し最大130mmの後輪移動を可能としながら、俊敏で安定した走行に寄与します。
電子制御システム
・スズキの新しい電子制御システム–スズキインテリジェントライドシステム(SIRS)が採用されています。
高度な電子システムにより、ライディングスタイル、経験値、およびライディング条件に応じたパフォーマンス特性を最適化できます。 これにより予測・制御しやすくなり、日常から長距離走行まで疲れを軽減し快適な走行を楽しめます。
1.スズキドライブモードセレクター(S-DMS)
A・B・Cの3つのライディングモードから任意のモードを選択でき、エンジン制御マップの切り替えができます。
・モードA(アクティブ):スロットルを開くと、最もシャープなスロットルレスポンスを発揮します。ワインディングでの積極的なスポーツ走行を楽しめるモード。
・モードB(スタンダード):スロットルを開くと、よりソフトなスロットルレスポンスと直線的なパワーデリバリーが特徴です。さまざまなライディングスタイルやコンディションに対応できるよう、日常のライディングでより制御しやすい設定にされたモード。
・モードC(快適):スロットルが開くとパワーが直線的に増加し、さらにソフトなスロットルレスポンスでより穏やかなトルク特性を提供します。 濡れた路面や滑りやすい路面での走行、リラックス走行に設定されたモード。
2.スズキトラクションコントロールシステム(STCS)
・STCSは、前輪と後輪の速度、エンジンRPM、スロットル位置、ギア位置を継続的に監視するようにプログラムされており、差し迫ったトラクションの喪失を判断すると、スリップを防ぐために出力を制限するように設計されています。これにより安定性が向上し、ストレスや疲労の軽減、より自信を持ってコントロールできるようになります。
・5段階の幅広い選択肢を備えたSTCSは、より多様なライディング条件、スタイル、および経験レベルにより最適な選択ができ、 必要に応じてシステムをオフにすることもできます。
3.双方向クイックシフトシステム
・クラッチやスロットルを操作しなくても、すばやく簡単にシフトアップまたはシフトダウンできる双方向クイックシフトシステムを装備。
・シフトダウン時は、スロットルのブリッピングやクラッチ操作をすることなくSDMSと連携して機能します。スピーディでスムーズなシフトダウンを行い、片足操作だけでクラッチ操作がイージーにできます。
4.ライドバイワイヤー電子スロットルシステム
・ECMを活用してスロットルバルブの動作を制御することにより、スロットル動作に関連するエンジン出力を正確に制御します。 システムのより細かい制御により、各SDMSモードに最適に一致するように調整が可能です。
・日常の走行からスポーティな走りまで、ライダーの望むパワーデリバリーやコーナリング中にスロットルを開くときの制御性が向上します。
5.ローRPMアシストシステム
・スズキクラッチアシストシステム(SCAS)と連携することで、エンジンスタートから低回転域へのクラッチのつなぎをよりスムーズにします。 街中でのストップアンドゴーでのストレスを軽減し、快適な走りを実現します。
足まわり
・軽量な6本スポークの鋳造アルミホイールにダンロップのラジアルタイヤの採用。フロントとリアのサスペンション設定とともに、優れたグリップ性と安定性、軽快なハンドリングを実現します。
・ブレーキは、フロントはΦ310mmダブルディスクにブレンボ製モノブロックキャリパー、リアはΦ250mmシングルディスクに1ポットキャリパーの組み合わせです。
2022 GSX-S1000 燃費
燃費はWMTCモード値で18.7㎞/L(旧モデル)になり、実燃費(旧モデル)だと走り方にもよりますが約14~21㎞/L走ります。
タンク容量は19L(旧モデル17L)になります。旧モデルと燃費の差はあまりないと考え、航続距離を実燃費で単純計算すると、航続距離は約260~390㎞になります。
普段使用からツーリングまで十分な燃費といえそうです。
2022 GSX-S1000 足つき
#バイク乗りとして軽く自己紹介
— おかず (@okazu_bike) March 8, 2020
名前:おかず
性別:♂
年齢:31
身長:175
愛車:GSX-S1000
足つき:良好
好き:ロンツー、映画館、散歩
嫌い:雨、レバー
一言:バイク垢を作ってみました。よろしくです。 pic.twitter.com/yExo8dU9II
名前:大野さん
— そのクソリプ大野3でなきゃ見逃しちゃうね (@NoKumagoroooon) July 3, 2019
性別:男
年齢:35歳
身長:166cm
愛車:GSX-S1000
足つき:つま先
好き:爆音
一言:よろしくお願いします!#バイク乗りとして軽く自動紹介https://t.co/RCpjmmMAfS
#バイク乗りとして軽く自己紹介
— keke!@GSXS1000 (@keke28316747_mr) June 9, 2017
名前:keke
身長:170cm
足つき:両足かかと少し浮く
車両:GSX-S1000
目標:無事故無違反無転倒
好きなこと:ツーリング
嫌いなこと:土日の雨
愛車に一言:お前を離さない pic.twitter.com/4zWq46cKAR
👆ツイッター上でのGSX-S1000(旧モデル)の足つき情報になります。シート高は810mm(新モデルも同じ)です。
GSX-S1000 最高速度
旧モデルの海外動画ですが、最高速度はメータ読みで250㎞/hぐらいです。GPSで240㎞/hぐらいです。動画開始から1分32秒付近で到達しています。参考程度に観てください。
GSX-S1000 中古情報
中古(旧モデル)は2018~2020年モデルの走行距離5000㎞以内で総支払額85~105万ぐらいです。
現時点の最安値は2018年モデル、走行距離4157㎞で84.86万円(2021.5月 グーバイクさんでの検索情報です)
新車だと1,152,800円(税込)+αです。(定価購入の場合)
👇グーバイクさんの検索リンクになります。
https://www.goobike.com/index.html?_ga=2.228935964.1020477933.1594561294-1700473822.1594561294
※グーバイクさんのリンクは許可を得て貼っております(アフィリエイトリンクではありません)
GSX-S1000 おすすめカスタム
GSX-S1000 カスタムパーツ
おすすめのカスタムパーツ(旧モデル、バイクカバー含む)は以上になります。汎用の商品もありますので、購入される場合は再度確認してくださいね。
GSX-S1000 カスタムマフラー
おすすめカスタムマフラー(旧モデル)は以上になります。購入される場合は再度確認してくださいね。
まとめ
2022年モデルのGSX-S1000は斬新なヘッドライトをはじめ、迫力のあるスタイリングとともにパワーアップされた新エンジン、電子制御システムを装備した新しいアグレッシブなストリートバイクへと進化しています!
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。