スズキの125スクーターと言えばアドレスが有名ですが、その上級モデルスクーターが、スウィッシュです。
2018年の新発売からスウィッシュの人気も上がってきているように思います。
スウィッシュとスウィッシュリミテッドの2019年モデルの基本情報と両車の違い、アドレス125との比較をお伝えします。
また、中古情報とおすすめのカスタムパーツもご紹介いたします!
この記事を書いている私はバイク歴20年ほど。乗り継いだバイクは9台になる、そこそこのバイク乗りです。
※3分ほどで記事は読み終わります。
3分後にはスウィッシュのことがかなりわかるはずです。
2019 スウィッシュ カラー
スウィッシュとスウィッシュリミテッドのカラーとデザインは共通です。
トリトンブルーメタリック
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
グラススパークルブラック
キャンディダーリングレッド
パールブレーシングホワイト
2019 スウィッシュ 発売日
*スウィッシュ 発売日:2018年6月26日
*スウィッシュリミテッド 発売日:2018年9月21日
2019 スウィッシュ 価格
*スウィッシュ 価格:324,500円(税込)
*スウィッシュリミテッド 価格:346,500円(税込)
2019 スウィッシュ スペック
車種名 (型式) | スウィッシュ (2BJ-DV12B) スウィッシュリミテッド (2BJ-DV12B) |
発売年月 | 2018.6. リミテッド:2018.9. |
仕様 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 1830x690x1095 リミテッド: 1830x740x1095 |
軸間距離(mm) | 1250 |
最低地上高(mm) | 120 |
シ-ト高(mm) | 760 リミテッド:770 |
車両重量(kg) | 114 リミテッド:115 |
乗車定員(名) | 2 |
エンジン型式 | 強制空冷 4サイクル SOHC2バルブ 単気筒 |
総排気量(cm³) | 124 |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 6.9 kW[9.4ps]/7000rpm |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 10N・m[1.0kgf・m]/ 6000rpm |
始動方式 | セルフ式 |
燃料タンク容量(L) | 5.5 |
変速機形式 | Vベルト無段変速 |
タイヤ 前 | 100/90-10 56J |
タイヤ 後 | 100/90-10 56J |
ブレーキ形式 前 | 油圧式シングルディスク |
ブレーキ形式 後 | 機械式リーディング トレーリング |
フレーム形式 | アンダーボーン |
燃費 (WMTCモード値) | 50.1km/L |
燃費 (60km/h定地燃費値) | 51.0km/L |
スウィッシュ 気になるポイント
ランプ類
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
✔スズキのスポーツモデルと同様、LEDの大きな縦型2灯ヘッドランプ。スウィッシュの存在感のある”顔”になっています。
✔リヤコンビネーションランプ、テールランプ、ストップランプ、ライセンスランプにLED採用。ウィンカーにはクリアレンズが使用されています。
メーター
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
✔メーターは、フル液晶ディスプレイ表示。スピードメーター、バーグラフ表示のタコメーター、トリップメーター、燃料計、時計などが装備されています。
コンパクトながらも、多くの情報をシンプルに見やすく表示してくれます。
エンジンと足まわり
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
✔パワーユニットは高い燃費性能と力強さを両立させた、強制空冷 4サイクルSOHC2バルブ単気筒SEPエンジンを搭載。
*SEPエンジンとは?
軽量・コンパクトな大きさで、フリクションロスを低減することにより、力強い加速性能と低燃費を両立したスズキ独自の”SUZUKI Eco Performance”エンジン。
✔最高出力は6.9kW(9.4PS)/7000rpm、最大トルクは10N.m(1.0kgf.m)/6000rpm。
この値はアドレス125と全く同じですが、吸排気系の見直しとCVT設定の最適化により、アドレス125よりも優れた加速性能を実現しています。
✔10インチアルミキャストホイールを装備し、フロント・リアタイヤ共に100/90-1を採用しています。
最小回転半径2.0mを実現し、小回りや切りかえしは得意です。取り回しのよさ、ハンドリングの良さに貢献しています。
✔リヤにはアルミ製スイングアームを装備した2本サスペンションを装備。タンデムや積載状況に合わせ3段階のスプリング調整が可能です。
✔フロントブレーキは直径200mmディスクブレーキと2ポットキャリパー、リアブレーキはドラム式が装備されており、制動力も十分あります。
トランクスペースヘとルメットホルダー
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
✔28L(1kg)までの積載許容量のあるシート下のトランクスペース。ヘルメットとそれ以外の小物を十分に収められます。
✔ヘルメットが二個あるときは赤丸で囲ったメットホルダーに提げられます。
フロントインナーラック、ホルダーとUSBソケット
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
✔1.5kgまでの荷物が収容できるフロントインナーラックは500mlペットボトルが2本が収まります。
✔赤丸の折り畳み式のかばんホルダーにはストッパー機能もついているので、コンビニ袋などを安心してさげられます。
✔携帯電話の充電ができるUSBソケット(青丸部分)がついています。
*アイドリングやエンジン停止中に使用すると、バッテリーあがりの原因になるようですので、注意しましょう。
リアキャリア
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
✔リアキャリアが標準装備。後からつけると意外と面倒なため、はじめからついているのはいいですね。
スウィッシュとスウィッシュリミテッドの違いは?
スウィッシュとスウィッシュリミテッドのデザイン、カラー、エンジンなどに変わりはありません。
リミテッドには、寒い季節にはありがたい、グリップヒーター、ナックルバイザー、シートヒーターの3装備が追加されています。
スウィッシュリミテッドの装備
ナックルバイザー
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
グリップヒーター
シートヒーター
1.ナックルバイザー ⇒これがあるだけでも手の冷たさは全然違います。
2.グリップヒーター ⇒短時間であたたまり、五段階の温度調節機能は、グローブをしたままでも簡単に操作できるボタン式。
寒い朝の通勤には、グリップヒーターがあると助かります。
左手側にあるところもよく考えられていて良いですね。
3.シートヒーター ⇒サーモスタットで自動温度制御。右手元に配置してあるスイッチひとつでON/OFFができます。
走行途中の信号待ちで、寒さが身に染みる~という経験がある方も多いと思います。
そんな季節にこのシートヒーターがあれば、停車時に感じる下半身の冷えを解消してくれるのではないでしょうか。
スウィッシュよりも22,000円(税込)高いですが、この防寒装備があれば、オールシーズン、通勤や買い物、街乗りが快適に走行できそうですね。
寒がりの私にしてみれば、とてもうれしい機能なので、決して高くないと感じますし、リミテッドを選択する理由になると思います。
スウィッシュ 燃費
燃費は走り方にもよりますが実燃費で約40~50㎞/L走ります。タンク容量は5.5Lになります。
単純計算になりますが、満タンにして走った場合は約220~270㎞走ることになります。通勤に使ったり、普段使用、ツーリングまで十分な燃費です。
スウィッシュ 足つきと取り回し
スウィッシュの足つき
身長:158㎝/体重:55㎏/股下:73cm[女性ライダーの足つきチェック]SWISH(2018年撮影)|レディスバイクhttps://t.co/CALsp7vEc7#レディスバイク #LadysBike #バイク女子 #バイク好きと繋がりたい #スズキ #スウィッシュ #足つき pic.twitter.com/LqkfphsDnC
— レディスバイク (@l_bike) March 12, 2019
引用元:バイクブロス URL https://www.bikebros.co.jp/vb/
👆スウィッシュの足つき情報になります。ツイッター上の身長158㎝の女性と、画像は170㎝男性になります。
シート高はスウィッシュが760mmで、スウィッシュリミテッドが770mmです。
スウィッシュの取り回し
車格がPCXなどに比べると、一回り小さいことと車重が軽いです。バイクを押しながら、混雑した駐輪場に停めるときなどは便利。
スウィッシュの10インチタイヤは、とてもありがたいサイズ。通勤快速と言われたアドレスV100やV125シリーズがやはり10インチのタイヤでした。
スズキが出してきた、新たな通勤快速なのがスウィッシュかもしれませんね。
スウィッシュ 最高速度
日本では未発売のバーグマン125の海外動画になります。
バーグマン125は最高出力がスウィッシュより0.7PS劣り(スウィッシュは9.4PS、バーグマン125は8.7PS)重量は6kg軽い(スウィッシュは114kg、バーグマン125は108kg)と違いがありますが、同じスズキの空冷4スト単気筒124㏄エンジンを搭載しています。
バーグマン125は最高速度はメータ読みで104㎞/hぐらいです。
動画開始から5分41秒付近で到達しています。スウィッシュも同程度の最高速と予想しています。参考程度に観てください。
スウィッシュとアドレス125 比較してみました
アドレス125とくらべて、スウィッシュの特徴は、
✔スウィッシュのほうがアドレス125より10万ぐらい高いですが、装備が充実。アドレスの上位モデル的位置付けです。
✔アドレス125はキックが併用されているのは魅力ですが、スウィッシュもキックが後付けが可能。
✔スウィッシュはライト類が全てLED。
✔エンジンは同等ですが、スウィッシュの方が若干重いです。
✔車格はアドレス125よりスウィッシュの方が小さめで、車軸も短くタイヤサイズも10インチで小さいです。
きびきび走るのはスウィッシュの方が得意かも。
通勤や、普段使いならスウィッシュの方に分があるように感じます。
スウィッシュ 中古情報
中古は2019~2021年モデルの走行距離10000㎞以内で総支払額26~35万ぐらいです。
現時点の最安値は2019年モデル、走行距離9315㎞で26.0万円になります(2022.2月 グーバイクさんでの検索情報です)
(※最安値バイクは時期によって変動しまのでご了承ください。)
👇グーバイクさんの検索リンクになります。
https://www.goobike.com/index.html?_ga=2.228935964.1020477933.1594561294-1700473822.1594561294
※リンクはグーバイクさんの許可を得て貼っております。グーバイクさんの中古トップページに飛ぶようになっており、そこで見たいバイクを検索するかたちになります(アフィリエイトリンクではありません)
スウィッシュ おすすめのカスタム情報
スウィッシュのおすすめカスタムパーツ
おすすめのカスタムパーツは以上になります。汎用品もあるので購入時には確認してくださいね。
スウィッシュ のおすすめカスタム マフラー
おすすめカスタムマフラーは以上になります。ご購入されるときは再度確認してくださいね。
スウィッシュ / スウィッシュリミテッド まとめ
スウィッシュの外観はヤマハのシグナスに似ていますが、スズキらしさが出ていて通勤や普段使いには最高なスクーターになりそうですね。
ただ価格がPCXやNMAXに近いのはチョット考えてしまいますが・・・
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。