ドイツのBMWモトラッドが、バイクでもないスクーターでもない、新しい電動バイクのコンセプトモデル”Concept CE 02“を発表しました。
16歳以上をターゲットに、イージーな操作でライディングそのものを楽しむことにフォーカスし、スタイリッシュでまったく新しい二輪車のかたちを表しています。
その斬新すぎるスタイリングは、スケートボードのような自由で気ままなライディングをもたらすアーバンモビリティーそのもので、ステップボードの代わりにスケボーがマウントできるなど、常識にとらわれないユニークな遊び心が満載です!
Concept CE 02 スペックと特徴
*スペック
詳細はわかりませんが、現在公表されているスペックは以下のとおりです。
車両重量(kg) | 120 |
シート高(mm) | 730 |
バッテリー | 未公表 |
最高出力 | 11kW(15PS) [A1ライセンス準拠] |
最高速度 | 90km/h |
ホイール | 前後15インチディスク |
WMTC航続距離 | 90km |
Concept CE 02 の特徴
・都会にマッチするシングルトラック(一人乗り)モビリティー。
・ストップ&ゴーが多い短距離間の移動に適した、車重の軽さとエンジンスタートから十分な加速力とトルクです。
・バッテリーユニットはブラックアウト、ドライブ関連はシルバーカラーで色分けされたシンプルなカラーリング。ライダーオリジナルのカラーや個性でカスタマイズしやすくなっています。
・低重心で低めのシート高のおかげで、乗りやすく機敏な動きを可能にしています。
・スリムで前後に長い自由度の高いシート。
・ステップボードの代わりにスケボーがマウントできます。
・Concept CE 02とマッチする、革新的な素材と加工技術を備えた機能的でファッショナブルなライディングジャケットも用意されています。
Concept CE 02 気になる部分
ライト類
・4つのキューブ合わさったような正方形のLEDヘッドライト、テールライトは後部座席の左右についた半透明のLEDリーフ。
ハンドルまわり
・テーパーハンドルの中央には、基本的な表示機能を備えた小さなカラースクリーンメーター。ケーブルハーネスを介して接続されます。
バッテリーとシートまわり
・スリムで前後に長く続いたシートは、足の位置や着座位置を自由に変えられるようになっています。低重心でモーターは車体側に設定され、シート高も低いため、とりまわしが楽でキビキビとした走りを可能にしています。
・シートのフロントエリアには、交差したゴムバンドのラゲッジストラップ が取り付けられており、シート下にスペースが確保されているので、小さなアイテムを収納できます。
・BMWのエンブレムは、ハンドルバーのすぐ前にある白っぽいシリコンシートに組み込まれ、それ以外はリムとラゲッジストラップにBMWワードマークが入っています。
・穴あきタイプの片持ちスイングアームとディスクホイールの組み合わせです。
・フロントのフットレストにはフットステップがありますが、そこに自分のスケートボードを取り付けて、フットレストとして使用できます。
足まわり
・ドライブベルトを介した後輪駆動式。大きめのディスクホイールとタイヤのおかげで、バイク未経験者でも安心感・自信をもってライディングを楽しめます。
まとめ
今回のBMWのConcept CE 02の発表は、スマートで斬新なアーバンスタイルが刺激的で、スマートテクノロジーの加速化によって増えていく電動モビリティーのなかでも、注目されていく存在になると思います。
個人的にはホンダのグロムを思わせるルックスと自由なカスタマイズという点で、おもしろさと親しみがわきます。国内でも実用化されるのが楽しみなところです!
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。