2021年10月2日更新! Z900の2022年国内モデルが発表されました。新型情報はこちらになります👇
カワサキ Z900は欧州で2017年に欧州で発表された、ストリートファイター系のスーパーネイキッドモデルです。
948cc水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジンを搭載し、日本国内モデルは2018年に初登場しました。
2020年の欧州モデルは欧州の排ガス規制EURO5に適合するとともに、トラクションコントロールとライディングモード機能、TFTカラー液晶メーターの搭載、灯火類は全てLED採用などマイナーチェンジを受け、Zシリーズの代表としてアグレッシブな”Sugomi”デザインとともに進化をつづけています。
そしてZ900の2022年欧州モデルが、オプションモデルの”Z900 Performance”とともに、カラー&グラフィックが変更されて発表されました!
2022年 欧州 Z900 カラー
Pearl Robotic White / Metallic Matte Graphenesteel Gray
引用元:Kawasaki EU URL:https://www.kawasaki.eu/en/products
パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー
Candy Lime Green / Metallic Spark Black
キャンディーライムグリーン×メタリックスパークブラック
Metallic Spark Black / Metallic Flat Spark Black
メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック
・2022年欧州モデルのカラーは全3色展開です。パールブリザードホワイトの代わりにパールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレーと、カワサキらしい緑のキャンディーライムグリーン×メタリックスパークブラックが新たなカラーとして加わりました。
メタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラックは継続色となりますが、2021年モデルのレッドの差し色はなくなりグリーンカラーのみで、サイドパネルのグラフィックが少し変わっています。
*2021年欧州モデル
左からPearl Blizzard White / Metallic Spark Black, Metallic Spark Black / Metallic Flat Spark Black
2021年モデルとの違い👇
サイドパネルのグラフィックが変わっています。
2022年 欧州 Z900 Performance
Pearl Robotic White / Metallic Matte Graphenesteel Gray
引用元:Kawasaki EU URL:https://www.kawasaki.eu/en/products
Candy Lime Green / Metallic Spark Black、
Metallic Spark Black / Metallic Flat Spark Black
・欧州モデルには、スタンダードモデルにオプションアクセサリーが装備された”Z900 Performance“が設定されています。
2022年モデルのZ900 PerformanceのカラーはZ900と同様ですが、以下の装備が追加装備されています。
・ラージスモークメーターカバー:スタイリッシュなデザインの大き目のスモークメーターカバーは、防風効果が強化されています。
・タンクパッド:カワサキのロゴが入った、ブラックとクロームのゲル樹脂のタンクパッド。
・シングルシートカバー:スポーティでスタイリッシュなシングルシートへと、パッセンジャーシートを交換して取り付けられるシングルシートカウルです。
・アクラポヴィッチ製マフラー:アクラポビッチのスリップオンエキゾーストを装備し、よりスポーティな印象とともに、軽量カーボンスリップオンシステムにより優れたパフォーマンスを発揮します。
カーボン仕上げまたはチタン仕上げの以下2つから選択でき、どちらにもアクラポビッチ カーボンヒートシールドが付属しています。
2022年 欧州 Z900 価格
*Z900
価格:1,404,150円 (£9,299~) [ 1£=\151で換算 ]
*Z900 Performance
価格:1,540,050円 (£10,199~) [ 1£=\151で換算 ]
2022年 欧州 Z900 スペック
2021年国内モデルと比較してみました。
車種名(型式) | Z900 2022年モデル | Z900 (2BL-ZR900B) 2021年モデル |
発売年月 | 2021. ? | 2021.1. |
仕様 | 海外 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 2,070 x 825 x 1,080 | 2,070 x 825 x 1,080 |
軸間距離(mm) | 1,455 | 1,455 |
最低地上高(mm) | 145 | 145 |
シ-ト高(mm) | 820 | 800 |
車両重量(kg) | 212 | 213 |
乗車定員(名) | 2 | 2 |
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC 4バルブ 並列4気筒 | 水冷4ストロークDOHC 4バルブ 並列4気筒 |
総排気量(cm³) | 948 | 948 |
ボア X ストローク (mm) | 73.4 x 56.0 | 73.4 x 56.0 |
最高出力 | 92.2kW[125PS]/9,500rpm | 92kW[125PS]/9,500rpm |
最大トルク | 98.6N・m[10.1kgf・m]/7,700rpm | 98N・m[10kgf・m]/7,700rpm |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式 | フルトランジスタ式 |
燃料タンク容量(L) | 17 | 17 |
変速機形式 | 常噛6段リターン | 常噛6段リターン |
タイヤ 前 | 120/70ZR17M/C (58W) | 120/70ZR17M/C (58W) |
タイヤ 後 | 180/55ZR17M/C (73W) | 180/55ZR17M/C (73W) |
ブレーキ形式 前 | Φ300mmデュアルディスク | Φ300mmデュアルディスク |
ブレーキ形式 後 | Φ250mmシングルディスク | Φ250mmシングルディスク |
フレーム形式 | トレリス | トレリス |
燃費 | 17.54km/L | 18.4km/L (WMTCモード値) |
2022年 欧州 Z900の主な特徴
2022年欧州新型モデルのZ900はカラー・グラフィックの変更となりましたが、そのほかの機能や装備は2021年モデルを継承しています。
Z900 2022年欧州モデルの主な特徴は?
1. 最新の進化を遂げたZシリーズの“Sugomi”スタイリング
Z900の特徴的なSugomiデザイン要素のクラウチングスタンス、低く構えたヘッドライトフェイス、跳ね上がったテールなどシャープに見せる数多くのパーツにより、さらに軽快さとアグレッシブでスポーティーな印象へとアップデートされています。
2. すべての灯火類にLED採用
新しいLEDヘッドランプ、ポジションランプ、ナンバープレートランプ、ターンシグナルが、明るさとよりシャープなスタイリングに貢献しています。
3. EURO5の排ガス規制に適合した948ccの4気筒エンジン
スロットルレスポンスが良好でリニアに反応するエンジン特性で、中速域での扱いやすさと機敏性、スムーズな加速性とともに一気に高回転域へと吹けあがり、全回転域での優れたパフォーマンス発揮します。
EURO5の排ガス規制に適合し、優れた環境性能を実現しています。
4. TFTカラーメーター
フルデジタルTFTカラー液晶スクリーンをインストゥルメントパネルに採用。ハイテクで高級感のあるコックピットになっています。
スピードメーター、デジタルバースタイルタコメーター、ギヤポジションインジケーター、シフトアップインジケーターランプのほか、インストゥルメントパネルにBluetoothを内蔵し、スマートフォンとの相互通信が可能になっています。
5. 電子制御システム
3つのモード選択ができるKTRC(カワサキのトラクションコントロールシステム)と、フルパワーとローパワーの2つの出力特性から選択できるパワーモードを連携する包括的なモードセレクト機能、インテグレーテッドライディングモードを搭載。ライダーは3つの設定(スポーツ、ロード、レイン)または手動設定(ライダー)から選択できます。 手動のライダーモードでは、各システムを個別に設定できます。
また、バックトルクを制限するとともに、より軽いクラッチレバーの操作を可能にするアシスト&スリパークラッチも搭載。
6. 新タイヤの採用
ダンロップ社のSPORTMAX Roadsport 2タイヤの採用により、Z900の優れたハンドリング特性に貢献しています。
まとめ
スーパーチャージドエンジンZ H2を頂点とした、Zシリーズ代表格の迫力のあるSugomiデザインを継承したZ900。
貫禄のある風格は変わらずとも、2022年モデルはカワサキらしいライムグリーンや赤の差し色が新鮮なホワイトカラーを採用し、よりスタイリッシュでスポーティなZ900になっています。
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。