250ccのスポーツバイク、それぞれの特徴や最速は?くらべてみました
1980年代、250ccクラスのバイクはレーシングマシンのパフォーマンスをもちながらオンロードで楽しめる、レーサーレプリカモデルが人気をあつめていました。
なかでも、4気筒250cc車の登場は衝撃的なものでした。エンジン性能が発揮されるのは1万回転以上とされながらも、45馬力の出力性をもちオンロードでも楽しめるバイクとして注目されていました。
いまは、峠のワインディングを攻めるにしても十分な威力を発揮してくれて、街乗りやツーリングでも扱いやすい2気筒250cc車が主流となっています。
2020年現行のSS、ロードスポーツ、4気筒復活?のカワサキのZX-25Rなど注目の250ccスポーツバイクをあつめてみました。
それぞれのバイクの魅力や特徴のご紹介と最速はどれなのか?など、気になるところをくらべてみます。
この記事を書いている僕はバイク歴20年ほど。普通2輪免許しかありませんが乗り継いだバイクは9台になります。
そこそこのバイク乗りです。
※3分ほどで記事は読み終わります。
3分後には250cc スポーツバイクのことがかなりわかるはずです。
2020年 おすすめの250ccスポーツバイクはこれです
ホンダ CBR250RR
グランプリレッド(ストライプ)(2018年12月14日発売)
引用元: Honda The Power of Dreams URL https://www.honda.co.jp/motor/?from=navi_header
価格:803,000円(税込)
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
2065x725x1095 | 790 | 165 | 水冷4ストローク DOHC4バルブ直列2気筒 | 14 | 40.1km/L |
CBR250RRは、CBR250RR(MC19型)の進化版として1990年に登場しました。
2017年モデルはCBR250RR(MC51型)となり、新設計の249cc並列2気筒エンジンを搭載。そして、「スロットルバイワイヤ」が採用され、3つのライディングモードを選べるようになっているのが特徴です。
*スロットルバイワイヤとは?
右手のアクセルワークを電気信号に変換後、コンピュータ処理した情報を伝達しエンジンのスロットルを動かす機構
モードは、快適モードからパワフルなスポーツモードまで、好みの出力性能を楽しめます。車体の軽さと足つきの良さによりハンドリングも良好で、このクラスではナンバー1ともいえるエンジンパワーをもつポテンシャルの高いバイクです。
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ヤマハ YZF R25
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)(2020年2月14日発売)
引用元:YAMAHA バイク・スクーターURL https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/
価格:610,500円(税込) (YZF R25 ABS 654,500円(税込))
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
2090x730x1140 | 780 | 167 | 水冷4ストローク DOHC4バルブ2気筒 | 14 | 37.7km/L |
YZF R25は、2014年に国内販売されはじめました。高回転型の水冷4ストロークDOHC4バルブ2気筒エンジンを搭載していますが、「毎日使えるスポーツバイク」をコンセプトに、低・中速域であつかいやすく街乗りを楽しめるスポーツバイクとして人気をあつめました。
2019年モデルは、ヤマハMotoGPマシンのYZR-M1のようなマスクデザインと倒立フロントフォークが採用されて一新されました。スーパースポーツらしい戦闘的なスタイルでありながら、ワインディングでの攻めの走りから低~中速域でも余裕のある快適な走りを楽しめる、扱いやすいスポーツバイクに仕上がっています。
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スズキ GSX250R
クリスタルブルーメタリック/パールネブラーブラック(BY7) (2019年7月18日発売)
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
価格:536,800円(税込)
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
2085x740x1110 | 790 | 178 | 水冷4サイクル SOHC2バルブ2気筒 | 15 | 41.0km/L |
GSX250Rは2017年に初登場し、248cc水冷4サイクルSOHC2バルブ2気筒エンジンを搭載したスズキのスポーツバイクです。フルカウルに単眼ヘッドライトのSSらしいルックスですが、中低速域での走りが重視されており、高めのハンドル位置でポジショニングがイージーであるため街乗りが楽しいSSバイクです。
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カワサキ Ninja250
KRT EDITION ライムグリーン×エボニー (2019年9月1日発売)
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
価格:654,500円(税込)
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
1990x710x1125 | 795 | 166 | 水冷4ストローク並列 DOHC 4バルブ2気筒 | 14 | 37.0km/L |
Ninja250は、Ninja250Rがモデルチェンジを受けて2013年に初登場しました。カワサキのニンジャシリーズのルックスを引き継ぎ、248cc水冷4ストローク並列DOHC 4バルブ2気筒エンジンを搭載しています。その後、アシスト&スリッパ―クラッチの採用やカラーリングやグラフィックの変更、更にスペシャルエディションの設定、軽量化されたボディとパワフルなエンジン性能などが進化し続けています。
車重の軽さと取り回しが楽なこと、燃費の良さには定評があり、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで楽しめるバイクです。
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スズキ ジクサーSF250
トリトンブルーメタリック (YSF) (2020年4月24日発売)
引用元:スズキ バイク・スクーターURL https://www.suzuki.co.jp/
価格:481,800円(税込)
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
2010x740x1035 | 800 | 158 | 油冷4サイクル SOHC4バルブ 単気筒 | 12 | 45.0km/L |
2020年4月にデビューしたジクサーSF250は、油冷4サイクルSOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載しています。このクラスで油冷式にしたのは、ジクサーSF250の大きな特徴です。
SOCSの新しい冷却方式で、熱に強く耐久性を備えたコンパクトエンジンは、初心者にとっては取扱いの面でも安心ができ、ハンドリングが軽くてイージーな取り回しに貢献しています。
低速から中速域までの伸びと加速性能が高く、街乗りからワインディングまで幅広いシーンでストレスなく楽しめるバイクです。
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2020年、これから発売予定のバイクは・・
ホンダ CBR250RR
2020年9月18日発売
引用元: Honda The Power of Dreams URL https://www.honda.co.jp/motor/?from=navi_header
グランプリレッド(ストライプ)
価格:854,700円(税込)
グランプリレッド (他2色 マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト)
価格:821,700円(税込)
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
2065x725x1095 | 790 | 168 | 水冷4ストローク DOHC4バルブ直列 2気筒 | 14 | 40.1km/L |
2020年モデルは、最高出力・トルクともに従来モデルよりパワーアップし、デザイン・グラフィックの変更やアシスト&スリッパークラッチの採用などマイナーチェンジをうけています。
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カワサキ NinjaZX-25R
2020年9月10日発売
引用元 カワサキ モータースジャパン URL https://www.kawasaki-motors.com/
ライムグリーンxエボニー Ninja ZX-25R SE KRT EDITION
(他メタリックスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト Ninja ZX-25R SE)
価格:913,000円(税込)
メタリックスパークブラック Ninja ZX-25R
価格:825,000円(税込)
全長×全幅 ×全高(mm) | シ-ト高 (mm) | 車重(kg) | エンジン | タンク(L) | 燃費 |
1980×750×1110 | 785 | 184 | 水冷4ストローク並列 DOHC 4バルブ4気筒 | 15 | 24.0km/L |
今バイク界で話題になっているのが250ccクラスの4気筒復活です。それがカワサキのニューモデルNinjaZX-25Rです。
このジャンルは、1980年代半ばから90年代の頭にかけて盛り上がり、高回転化が進み、レブリミッターは最高で1万9000rpmに到達!タコメーターの数値だけなら2万1000rpmまで刻まれたモデルもありました。
そして1990年以降になると販売は低下の一途をたどり、250ccの4気筒を搭載したレーサーレプリカは衰退していき1999年に絶滅。
エンジン形式自体はホンダ・ホーネット、カワサキ・バリオス、スズキ・バンディットといったネイキッドに引き継がれましたが、それらも2000年代に入ってラインナップから姿を消しました。
そして2020年に入り、更に進化させた250㏄の4気筒エンジンを復活させようとしているのがカワサキです。それが249ccの水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブのパワーユニットを搭載したNinjaZX-25Rです。
高回転エンジンなので、250㏄バイクの中ではかなりの高速クルージングが可能になります。パワーの観点で、高速道路の移動はかなり速くて楽だと考えて間違いないです。
詳しい情報はこちらへどうぞ👇
それぞれのバイクの特性は?最速はどれ?くらべてみました
それぞれのバイクの特性
乗りやすいく扱いやすいバイクは、スズキ GSX250Rが一番だと思います。次にジクサーSF250やヤマハ YZF R25などになります。中低速域での走りが重視されていて、ハンドル位置が高めなバイクは、乗りやすいバイクだとおもいます。
ホンダ CBR250RRやカワサキ Ninja250、これから発売されるカワサキ NinjaZX-25などはハンドル位置低めで高回転を得意としたエンジンなので、ちょっと峠を攻めたいなどのスポーツ走行も楽しみたい人向けバイクだとおもいます。
簡単に個人の見解で2種類に分けたのですが、バイクの特性を理解して自分にあったバイクを探してくださいね。
250㏄最速はどのバイク?
・ホンダ CBR250RR メーター読みで173㎞/h
・ヤマハ YZF R25 新型 メーター読みで173㎞/h
・GSX250R メーター読みで141㎞/h
・ニンジャ250 メーター読みで170㎞/L(予想)
・スズキ ジクサーSF250メータ読みで150㎞/L(予想)
・カワサキ NinjaZX-25R メータ読みで180km/L (予想)
ホンダ CBR250RR 、ヤマハ YZF R25 新型 、GSX250R はサーキット場での速度です。
250㏄の最速はこの秋発売予定のカワサキ NinjaZX-25Rが最速だと思います。今後更に情報が入ってくると思いますので楽しみです。
個々のバイクの情報には動画なども載せていますので最高速はそちらで確認してくださいね。
まとめ
今回は現状の各メーカーが発売している250㏄バイクのスホーツバイクをまとめて紹介させていただきました。
250㏄のスポーツバイクですが、カワサキ NinjaZX-25Rの登場により更に熱くなりそうです。7月にCBR250RRの新型も発売予定になっていたのですが、新型コロナの影響でちょっと延期になりそうな感じです。
また新しいことがわかりましたら、個々のバイク記事で随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。ツイッターもしていますので見てくださいね。