ヤマハUSA(北米)より、125ccのSUVスクーター “ZUMA125“の2022年モデルが発表されました!
スタイリングは2021年モデルと大きく変更となり、2020年10月に台湾で発表された”BW’S 125″の北米モデルとなっています。
国内では125ccスクーターの中で、BW’S125は個性あるルックスと軽快でスポーティな走りを楽しめるバイクですが、残念なことに、2020年新型モデル発表を最後に生産終了となり、カタログ落ちとなっています。
海外では125ccスクーターのアドベンチャーモデルとして人気の高い、”ZUMA125″の2022年モデルは、個性あるスタイリングに新しい水冷ブルーコアVVAエンジンを搭載し、フレーム剛性も25%向上させています。
2022年 ヤマハ 新型 ZUMA125 カラー
ブルー (Team Yamaha Blue)
引用元:Yamaha Motorsports U.S.A. URL:https://www.yamahamotorsports.com/
マットブラック(Matte Black)
*2021年ZUMA125北米モデル(左)と2020年BW’S 125国内モデル(右)
2022年北米モデルは、ブルーとブラックの2色展開です。
2021年モデルは2020年の国内モデル BW’S125とほぼ同様のスタイリングでしたが、2022年モデルは、2021年台湾モデルと同様のアドベンチャーでタフなルックスになりました。
*2021年BW’S125台湾モデル
くわしい情報はこちらです👇
2022年 ヤマハ 新型 ZUMA125 発売日
発売日:2021年7月?日
2022年 ヤマハ 新型 ZUMA125 価格
価格:402,800円(1USD=\108.91で換算)
2022年 ヤマハ 新型 ZUMA125 スペック
国内現状モデルのBW’S125と比較してみました。
車種名 | ZUMA125 | ビーウィズ125 (2BJ-SED9J) |
発売年月 | 2021.7. | 2020.4. |
仕様 | 海外 | 国内 |
全長×全幅×全高(mm) | 1,920×759×1,150 | 1,910×765×1,125 |
軸間距離(mm) | 1,341 | 1,305 |
シ-ト高(mm) | 785 | 780 |
車両重量(kg) | 128 | 119 |
エンジン型式・種類 | 水冷4ストローク SOHC4バルブ単気筒 | 空冷4ストローク SOHC4バルブ単気筒 |
総排気量(cc) | 125 | 125 |
ボア x ストローク(mm) | 52.0×58.7 | 52.4×57.9 |
最高出力 | ? | 7.2kW[9.8ps]/7500r/min |
最大トルク | ? | 9.9N・m[1.0kgf・m]/6000r/min |
燃料タンク容量(L) | 6 | 6.5 |
変速機形式 | Vベルト無段変速 | Vベルト無段変速 |
タイヤ 前 | 120/70-12 51L | 120/70-12 51L(チューブレス) |
タイヤ 後 | 120/70-12 51L | 130/70-12 56L(チューブレス) |
ブレーキ形式 前 | 245mmシングルディスク+ ダブルピストンキャリパー | 油圧式シングルディスク |
ブレーキ形式 後 | 230mmシングルディスク+ シングルピストンキャリパー | 油圧式シングルディスク |
燃費 | 42.9km/L | 40.4km/L (60km/h定地燃費値) |
2022年 ヤマハ 新型 ZUMA125 気になる部分
*フロント部分とライト類
左右非対称のヘッドライトは、ZUMA125のオリジナリティのひとつ。
*メーターとハンドルまわり
スタイリッシュなLCDメーターは、スピードメーター、タコメーター、オド、燃料残量計、時計などを表示。
みやすさとデザイン性も◎。
シンプルなハンドルまわりで、操作もしやすくなっています。
*シート & ラゲッジボックス、そのほかの装備
フルフェイスヘルメットが収納可能で、2つのヘルメットホルダーがついています。
センターには折りたたみ式コンビニフック、右側には鍵穴ロックカバー付キーシリンダー、ポケット、USB-A充電ソケットを装備。
左側には給油口が装備されています。
*エンジンとマフラー
ブルーコアのVVA可変バルブ・水冷4ストエンジンは、静かで走り出しもスムーズで、パワフルな加速性が魅力。
*足まわり
タフなトレッドタイヤで、ラフ路面もぐいぐい走れそうです。
2022年モデルの変更ポイント
1.ヘッドライト
ユニークで個性あるフロントフェイスを担う非対称ヘッドライトは、ライダーの視角を最適化するためにビームを簡単に調整ができます。
2.水冷ブルーコアVVAエンジン
2021年モデルの空冷4ストロークSOHC4バルブエンジンから、コンパクトなヤマハ“ブルーコア”VVA(可変バルブ作動)水冷 4ストローク4バルブエンジンに変更。DiASilシリンダー、アルミ合金を採用し、コンパクトサイズで優れた燃費と大きなパワーを発揮します。
VVA可変バルブにより、さまざまな回転域でバルブタイミングを変えて低回転域での力強いトルク性、直進加速性を発揮し、トップエンドまでパワフルな走りを保持します。
3.フレームとトレッドタイヤ
オフロード走行に対応できるアグレッシブなトレッドタイヤの採用、剛性を25%アップした丈夫なフレームとサスペンションの設定で、タフなスタイリングとともに街乗りから林道ツーリングまで幅広く活躍できる足まわりになっています。
まとめ
2021年モデルよりも、さらに個性あるアドベンチャーバイクに進化したZUMA125です。
国内販売の見込みはかなり低いようですが、BW’S125の後継モデルとしてぜひ導入してほしい魅力あるバイクですね。
また新しいことがわかりましたら随時アップしていきます。質問や疑問がありましたらコメントしてください。